Skullcrusher / Storm in Summer - EP (2021)
ロサンゼルスで活動する Skullcrusher(スカルクラッシャー)こと Helen Ballentine。ニューヨークで生まれ育った彼女は5歳からピアノを始め、銀行員でありミュージシャンでもあった父親の影響で Joni Mitchell、Bob Dylan、The Beatles などのフォークやロック、女優だった母親が地元の劇場で演奏していたという Madonna、Beck など、さまざまな音楽や芸術に囲まれる幼少期を過ごしたそうです。ロサンゼルスの大学でグラフィック・デザインを専攻したのち、ギャラリー勤務を経て本格的な音楽活動を開始、2020年にセルフタイトルの EP をリリースしてデビューしました。2枚目の EP となる本作 Storm in Summer は、Nick Drake、Radiohead、Bon Iver などからの影響を感じつつ、憂いを帯びたメロディー、幻想的な歌声がアコースティックサウンドと融合し、前作以上にアルバム全体に統一感がある独自のオルタナティブ・フォーク・サウンドに仕上がっています。Sufjan Stevens、Cassandra Jenkins、Katy Kirby などが好きな方にもオススメです。
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