Lionmilk Quartet / O.T.S. (2021)

ロサンゼルス出身、New School でジャズ・ピアノを学んだ日系アメリカ人ピアニスト／プロデューサー Lionmilk（ライオンミルク）こと Moki Kawaguchi 率いる Lionmilk Quartet によるデビューライブアルバム O.T.S.  が、Jamael Dean ら6人のミュージシャンによって運営されるレーベル Preference Records より8/20にリリース。Diego Gaeta（キーボード）、Caleb Buchanan（ベース）、Kiefer のアルバムにも参加していた Will Logan（ドラム）という地元の友人たちで編成された本作は、 On The Spot（その場、即興などの意）と題された通り、BackBeat LA. という月一で開催されているローカル即興イベントでのライブ演奏（2019年7月）が収録されています。ジャズ、ファンク、ソウル、アンビエント、カンタベリー系プログレッシブ・ロックなどが、ヒップホップビートを経由した感性と高いテクニックによって実験精神あふれるジャズサウンドへと昇華されています。

レーベルメイト Xinxin（シンシン）のアルバムリリースショウで演奏された2020年末のライブ映像。アルバムとはドラムだけメンバーが違いますが、素晴らしい演奏です。