Duval Timothy / Meeting with a Judas Tree (2022)

サウスロンドンを拠点に活動しているマルチ・アーティスト Duval Timothy(デュバル・ティモシー)が、Rosie Lowe との共作から一年振りとなる新作 Meeting with a Judas Tree を本人のレーベル〈Carrying Colour Records〉から11/11にリリース。本作を通じて自身にとって自然環境とは何を意味するのかを探求したかったという彼は、サウスロンドンや過去の作品でもゆかりのあるバース、シエラレオネの都市フリータウン、ガーナなどを訪れ、鳥や昆虫、動植物、木や石などの自然物に触れ、映像や写真に収め、それらからインスピレーションを受けて生まれた楽曲は、プリミティブな力強さを持ちながらも、これまでの作品同様にジャズ、現代音楽、ネオ・クラシカルのエッセンスを感じさせる、洗練された都市サウンドへと帰結されています。実験的・先鋭的なメディアアートを中心に紹介するロンドンのアートセンター ICA (Institute of Contemporary Arts)では、リリースの翌日から2日間に渡り、本アルバムに合わせて彼が撮影した映像や写真などを編集したショートフィルムが上映されるそうです。

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