Leland Whitty / Anyhow (2022)

トロントを拠点に活動するインストゥルメンタル・ジャズ・バンド BADBADNOTGOOD のメンバーでマルチ奏者の Leland Whitty(リーランド・ウィッティ)が、2015年の EP 以来、初となるソロアルバム Anyhow を12/9にリリース。BBNGのオリジナルメンバー3人と同じく Humber College のジャズ・プログラムを専攻する1学年先輩だったという彼は、Ghostface Killah と BBNG のアルバム Sour Soul にギターで参加するなどサポートメンバーとして活動したのち、2016年から正式メンバーとなり、これまでに Charlotte Day Wilson、Kali Uchis、Kendrick Lamar、Kaytranada、2019年に脱退したキーボードの Matthew Tavares との共作など幅広い活躍を続けています。2020年頃から制作を始めたという本作は、Jon Brion、David Axelrod、Gary McFarland といったアメリカの映画音楽、ファンク、ジャズの作曲家や、共演もしているブラジル人作曲家 Arthur Verocai、Radiohead のメンバーで映画音楽も手掛けている Jonathan Greenwood などから影響を受けているそうで、ジャズをベースにミニマルミュージック、フュージョン、プログレッシブロック、映画音楽の要素が感じられるシネマティック・ジャズなサウンドスケープ作品に仕上がっています。BBNG のメンバーに加え、兄の Lowell Whitty、Matthew Tavares もゲストで参加しています。

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