Hope Tala / Sensitive Soul - EP (2019)

ウエストロンドン出身のシンガー/ソングライター Hope Tala。音楽好きの両親の元で育った彼女は、母親に聴かされた Lauryn Hill の「To Zion」がきっかけで Erykah Badu、D’Angelo、Indie Arie などのネオソウルや R&B に夢中になっていったそうです。また、幼少期から多くの本に親しみ、特にシェイクスピアの演劇が好きで、ブリストル大学では英文学を専攻。2016年頃からピアノとボーカル(時に朗読のような)のシンプルな楽曲を SoundCloud 上に公開し始め、在学中の2018年に自主制作EP Starry Ache をリリースしてデビュー。2019年に入ってから発表されたシングル「Lovestained」(M5)が高い評価を得たことでケンブリッジ大学大学院への進学をやめ、音楽活動に専念することを選びました。

本作は続けて発表された「D.T.M.」(M4)、「Jealous」(M2)などのシングルを収めた2枚目のEP。前作のようなネオソウル色は控えめに、歌い出しが Antonio Carlos Jobim の「Águas De Março」のようなM1「Anyway」で幕を開け、全編に渡って切ない恋を歌ったボサノバソウルな一枚となっています。ボサノバ要素の取り入れ方に彼女が影響を受けたという、Everything But The Girl の1st アルバム Eden が好きな方にもオススメです。

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